目標は筋肥大? 引き締め? 目的によって効果が違う2つの筋肉 速筋と遅筋

こんにちは!

Craving Fitnessです。

今回は前回お伝えした様に3頭筋について書いていこうと思っていましたが、今回は少し外れて筋肉について大事なお話しをしていこうと思います。

突然ですが皆さんは何を理由としてワークアウトされていますか?

筋肥大をさせたい方と引き締めたい方、この2パターンが主な理由かと思います。

今回お話し致します事は知っているといないでは結果にかなり大きい差が出る事です。

理由はどちらにせよ筋繊維の仕組みを理解する事がとても大事になってきます。

 

・速筋と遅筋

筋繊維には大きく分けて2つの繊維の種類があり瞬発力のある速筋(そっきん)と持久力のある遅筋(ちきん)と言う種類があります。

速筋と言うのは筋肉の収縮速度が速く力も強いのですが、筋肉自体のスタミナがないという特徴があります。

速筋繊維はグリコーゲン(詳しくは栄養編をご覧下さい)をエネルギー源にしていて瞬間的に大きな力を出すことができるのが特徴です。

無酸素運動向きの筋繊維です。

遅筋とは速筋とは逆でスタミナがあるのですが、筋肉の収縮速度が遅く力が弱いという特徴があります。

遅筋繊維は脂質をエネルギー源にしていて、酸素を効率的にエネルギーとするミトコンドリアが多く含まれているのが特徴です。

有酸素運動向きの筋繊維です。

身近な例で言えば短距離走の選手は速筋、長距離走の選手は遅筋が発達しているのはこの筋繊維の為です。

つまり筋肥大を目的としたいなら速筋、引き締めたいのであれば遅筋を鍛えましょうと言う事になります。

速筋、遅筋を鍛えるには何が一番重要かと言いますと

それは「時間」です。

無酸素運動の限界が約45秒と言われておりそれ以上ですと有酸素運動に変化してしまう訳です。

せっかく筋肥大を目的としているのに効率が悪いと育ちにレスが起きてしまいます。

筋肥大目的であれば1セット30~35秒に抑えたいです。

インターバルは1分~1分30秒にしましょう。

よく筋肥大には3分程がいいなんて書かれているのを見かけますが3分はとりすぎです。

仮にアップが2セットだとするならメインの3セット目からは上げた回数より少ない時間でどれだけ追い込めるかが勝負になります。

と言っても筋肉の収縮は絶対ですが。

汚い話になりますが私自身追い込みすぎて嘔吐したことも何度かあります(^^;

ですが追い込むとはまさにそういう事で、ただ上げるだけでは意味がありません。

逆に引き締めたいと言う方であれば筋肥大とは違い1セット45秒以上と考えましょう。

インターバルは約30秒程でOKです。

そうする事により、より高い燃焼効果が期待できます。

どちらの場合もその時間に1セットを終わらせなきゃいけないのでおのずと扱う重量も見えてくるはずです。

この事を意外と忘れている方も多くただ追い込んだ気になっている方もたくさんいらっしゃいます。

時間は有限ですので基礎となる速筋、遅筋を常に頭の片隅においてワークアウトに励んでみてください。

ボディメイクこそ努力の結晶だと私は考えます。

体は皆平等に与えられた基礎となりえる生きる基盤ですので是非強化し、自分なりの達成感と喜びを見つけましょう(^^)

次回は3頭筋について書いていきますので宜しくお願い致します。

それでは。

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